トラベルクリニック東京

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スリランカ渡航時に推奨されるワクチン
Vaccine recommendation
| 推奨ワクチン | 対象 | 接種回数と接種に必要な期間 | 1回あたりの価格 |
|---|---|---|---|
| A型肝炎 | 全ての渡航者 | 1回 | 15,400円 |
| 腸チフス | 全ての渡航者 | 1回 | 14,300円 |
| 狂犬病 | 全ての渡航者 | 2回(1週間) | 27,500円 |
| 破傷風・ジフテリア・百日咳 (T-dap) | 全ての渡航者 | 1回 | 9,900円 |
| 日本脳炎 | 全ての渡航者 | 1回 | 14,300円 |
| チクングニア | 6ヶ月以上の長期滞在者 | 1回 | 77,000円 |
| B型肝炎 | 医療従事者、 長期滞在者など | 3回(3週間) | 13,200円 |
上記は一例です。 患者様のご要望に応じてワクチンをご案内いたします。
また、上記ワクチンは全て同日に接種可能でございます。
スリランカで流行している感染症の概要
Disease Outbreaks
食べ物・水でうつる感染症
「高級ホテルや高級レストランしか行かないから大丈夫」「市街地だけの滞在だから安心」という思い込みは危険です。例えば、A型肝炎はごく少量のウイルスでも感染が成立するため、食材の仕入れ・輸送・下処理の段階で混入する可能性は否定できません。
A型肝炎
シギリヤロックやキャンディといった人気の世界遺産を巡る際はもちろん、コロンボのペター市場などローカルマーケットで食事を楽しむ場面でも注意が必要です。A型肝炎は、汚染された水や氷、生野菜、カットフルーツなどを口にすることで感染します。発症すると、発熱、吐き気、食欲不振といった症状に続き、黄疸が出ることがあります。また、数週間にわたって強い倦怠感が続くこともあります。渡航前にワクチンを接種しておくことで、旅先での感染リスクを大幅に減らすことができます。
腸チフス
ダンブッラ石窟寺院やアヌラーダプラなど文化三角地帯を巡る際にも、衛生環境が整っていない飲食店や屋台を利用する機会があるかもしれません。チフスは汚染された水や食品から感染します。特に氷、十分に洗浄されていない生野菜、加熱が不十分な料理には注意が必要です。高熱、頭痛、腹痛、便秘や下痢などの症状が続き、完全な回復には、数週間から数カ月を要します。食べ物や飲み物に気をつけることに加え、渡航前のワクチン接種をお勧めします。
血液・体液でうつる感染症
B型肝炎
スリランカでは交通事故のリスクが高く、配車アプリやレンタカーを利用した移動中に思わぬ事故に遭う可能性があります。事故や怪我をした際には、救急医療機関での縫合や注射などの処置が必要になることがあり、こうした医療行為を通じてB型肝炎に感染するリスクがあります。また、現地の人との交流を通じて感染することもあります。自覚症状がないことも多いですが、慢性肝炎に至ると肝硬変、さらには肝がんへと進行する可能性がある、決して軽視できない疾患です。医療従事者、長期滞在者、アドベンチャー旅行をする方は、渡航前にワクチン接種を検討してください。
蚊が媒介する感染症(都市部でも刺されます)
日本脳
アヌラーダプラやポロンナルワなど北中部州の古代遺跡を訪れる際や、ミンネリヤ国立公園でのサファリ体験の際に注意が必要です。日本脳炎ウイルスは、水田や湿地帯に多いコガタアカイエカが媒介し、特に夕暮れ時から夜明けにかけて吸血活動が活発になります。日本脳炎は突然の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、意識障害や麻痺等の神経系の障害を引き起こします。後遺症を残すことや死に至ることもあります。これらの農村部や水辺のエリアを訪れる予定がある方は、渡航前のワクチン接種を強くお勧めします。なお、ヌワラエリヤなどの山岳地帯ではリスクは低いとされています。
チクングニア
コロンボのガル・フェイス・グリーンやペター市場、キャンディ湖周辺、ゴール旧市街の路地散策は日中の定番ルートです。都市部でも日中に人を刺す蚊(ネッタイシマカなど)がおり、雨上がりの水たまりや建物の陰、植物の多い場所では刺されやすくなります。発症すると発熱、関節炎、発疹がみられます。全身の強い関節の痛みが特徴的で、年単位で続いて歩行に支障をきたすこともあります。日中の肌の露出を減らす服装、虫よけのこまめな塗布、宿泊先の窓まわりの隙間対策や空調の活用が予防に役立ちます。
動物曝露と狂犬病
狂犬病
ピンナワラ象の孤児院で象と触れ合ったり、シギリヤロックやダンブッラ周辺で野生のサルに遭遇したりする機会があるかもしれません。スリランカ全土で犬による狂犬病のリスクが報告されています。犬などの動物に噛まれたり、ひっかかれたり、傷口をなめられたりするだけで感染するおそれがあるため、動物との距離を保つことが非常に重要です。発症すると、恐水症、けいれん、意識障害といった症状が現れ、死に至る確率が極めて高い病気です。万が一動物に噛まれた場合は、すぐに傷口を洗浄し、ワクチンと免疫グロブリンを接種する必要がありますが、現地での手配は簡単ではないこともあります。渡航前にワクチンを接種しておくとともに、むやみに動物に手を出さないなどといった基本的な行動を徹底しましょう。
外傷と破傷風・ジフテリア・百日咳
これら3つの感染症はTdapワクチン1回の接種で同時に予防できます。最後の接種から10年以上経過している方は追加接種を受けることを強くお勧めします。
破傷風
シギリヤロックの急な岩場を登る際や、ポロンナルワの広大な遺跡群を歩き回る際には、転倒による擦り傷や切り傷を負う可能性があります。破傷風菌は土の中に生息し、金属片や木のトゲによる刺し傷、転倒によるすり傷などから体内に侵入します。感染後、数日から数週間で開口障害、けいれんなどの症状が出現し、治療しない場合死に至る可能性もあります。ご自身のワクチン接種歴を確認し、長ズボンや歩きやすい靴を着用する、けがをしたらすぐに傷口を洗浄・消毒するといった基本的な対策を心がけましょう。
ジフテリア
コロンボ国際空港での入国手続きや、市内の混雑したバスターミナル、人気観光地のガイダンスセンターなど、多くの人が集まる場所を利用する機会があります。ジフテリアは咳やくしゃみなどの飛沫によって感染するため、近距離での会話や混雑した場所で感染するリスクが高まります。主な症状は、喉の痛み、発熱、扁桃に付く白い膜、首の腫れなどです。ワクチン接種に加え、手洗いやうがい、手指の消毒、マスクの着用などを心がけましょう。
百日咳
スリランカへの長時間のフライトや、都市間を結ぶ長距離バス、人気の高原列車など、密閉された空間で長時間過ごす場面が多くあります。百日咳は飛沫やエアロゾルによって感染し、換気の悪い空間では特に感染リスクが高まります。激しい咳が数週間続き、息苦しくなることもあり、夜間の睡眠が妨げられる場合もあります。ワクチン接種に加えて、手洗い、うがい、手指消毒、マスクの着用を徹底し、日頃から体調管理に気を配りましょう。

当日予約&即日接種OK!
渡航前ワクチンはトラベルクリニック東京
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