トラベルクリニック東京

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ケニア渡航時に推奨されるワクチン
Vaccine recommendation
| 推奨ワクチン | 対象 | 接種回数と接種に必要な期間 | 1回あたりの価格 |
|---|---|---|---|
| A型肝炎 | 全ての渡航者 | 1回 | 15,400円 |
| 腸チフス | 全ての渡航者 | 1回 | 14,300円 |
| チクングニア | 全ての渡航者 | 1回 | 77,000円 |
| 狂犬病 | 全ての渡航者 | 2回(1週間) | 27,500円 |
| 破傷風・ジフテリア・百日咳 (T-dap) | 全ての渡航者 | 1回 | 9,900円 |
| 髄膜炎 | 全ての渡航者 | 1回 | 23,500円 |
| コレラ | 援助従事者や医療弱者など | 2回(1週間) | 13,200円 |
| B型肝炎 | 医療従事者、 長期滞在者など | 3回(3週間) | 13,200円 |
| ポリオ | トゥルカナカウンティへ行く人 | 1回 | 11,000円 |
上記は一例です。 患者様のご要望に応じてワクチンをご案内いたします。
また、上記ワクチンは全て同日に接種可能でございます。
ケニアで流行している感染症の概要
Disease Outbreaks
食べ物・水でうつる感染症
「高級ホテルや高級レストランしか行かないから大丈夫」「市街地だけの滞在だから安心」という思い込みは危険です。例えば、A型肝炎はごく少量のウイルスでも感染が成立するため、食材の仕入れ・輸送・下処理の段階で混入する可能性は否定できません。
A型肝炎
ナイロビやモンバサといった主要都市を訪れる際も、屋台やローカルマーケットでの飲食には十分な注意が必要です。A型肝炎は、汚染された水や氷、生野菜、カットフルーツなどを口にすることで感染します。発症すると、発熱、吐き気、食欲不振といった症状に続き、黄疸が出ることがあります。また、数週間にわたって強い倦怠感が続くこともあります。渡航前のワクチン接種により、こうしたリスクを大幅に軽減することができます。
腸チフス
ナイロビ市内のレストランや、モンバサの海沿いの飲食店であっても、衛生管理が不十分な場合は感染リスクがあります。チフスは汚染された水や食品から感染します。特に氷、十分に洗浄されていない生野菜、加熱が不十分な料理には注意が必要です。高熱、頭痛、腹痛、便秘や下痢などの症状が続き、完全な回復には、数週間から数カ月を要します。長期間の体調不良を避けるためにも、渡航前のワクチン接種をお勧めします。
コレラ
ナイロビ市内やイシオロ郡、シアヤ郡、東部のガリッサ郡、マンデラ郡、タナリバー郡、ワジール郡などでは特にコレラのリスクが高まります。コレラは汚染された水や食品から感染します。特に生水や氷、十分に加熱されていない魚介類には注意が必要です。突然の激しい水様性下痢と嘔吐が特徴です。急速に脱水症状が進行し、重症化すると死に至ることもあります。援助活動に従事する方や医療的に脆弱な方は、渡航前にワクチン接種を検討してください。
血液・体液でうつる感染症
B型肝炎
ケニアでは全土でB型肝炎のリスクが高く、ナイロビやモンバサなどの都市部でも例外ではありません。配車アプリやレンタカーを利用した移動中の交通事故、そして万が一の救急医療における縫合や注射などの処置が、感染の原因となる可能性があります。また、現地の人との交流を通じて感染するリスクもあります。自覚症状がないことも多いですが、慢性肝炎に至ると肝硬変、さらには肝がんへと進行する可能性がある、決して軽視できない疾患です。渡航前のワクチン接種と、現地での行動には十分な注意を払いましょう。
蚊が媒介する感染症(都市部でも刺されます)
チクングニア
モンバサ郡やガリッサ郡、ワジール郡といった北東部および東部沿岸地域では、チクングニアの感染リスクがあります。ただし、首都ナイロビおよびその周辺郡ではリスクは確認されていません。チクングニアを媒介する蚊は日中も活発に活動するため、都市部であっても油断は禁物です。発症すると発熱、関節炎、発疹がみられます。全身の強い関節の痛みが特徴的で、年単位で続いて歩行に支障をきたすこともあります。該当地域への渡航を予定している方は、虫よけ剤の使用や長袖・長ズボンの着用など、徹底した蚊対策を心がけてください。
動物曝露と狂犬病
狂犬病
ナイロビを含むケニア全土で、犬による狂犬病のリスクが報告されています。観光中に野良犬に遭遇することは珍しくなく、思わぬ場面で噛まれる危険があります。犬などの動物に噛まれたり、ひっかかれたり、傷口をなめられたりするだけで感染するおそれがあるため、動物との距離を保つことが非常に重要です。発症すると、恐水症、けいれん、意識障害といった症状が現れ、死に至る確率が極めて高い病気です。万が一動物に噛まれた場合は、すぐに傷口を洗浄し、ワクチンと免疫グロブリンを接種する必要がありますが、現地での手配は簡単ではないこともあります。渡航前にワクチンを接種しておくとともに、むやみに動物に手を出さないなどといった基本的な行動を徹底しましょう。
外傷と破傷風・ジフテリア・百日咳
これら3つの感染症はTdapワクチン1回の接種で同時に予防できます。最後の接種から10年以上経過している方は追加接種を受けることを強くお勧めします。
破傷風
ナイロビ市内の舗装が不十分な道路や、モンバサの港湾周辺など、転倒や金属片によるけがのリスクがある場所では注意が必要です。破傷風菌は土の中に生息し、金属片や木のトゲによる刺し傷、転倒によるすり傷などから体内に侵入します。感染後、数日から数週間で開口障害、けいれんなどの症状が出現し、治療しない場合死に至る可能性もあります。ご自身のワクチン接種歴を確認し、長ズボンや歩きやすい靴を着用する、けがをしたらすぐに傷口を洗浄・消毒するといった基本的な対策を心がけましょう。
ジフテリア
ナイロビの空港や市内の混雑したバスターミナル、モンバサへ向かう長距離バスの車内など、人が密集する場所では感染リスクが高まります。ジフテリアは咳やくしゃみなどの飛沫によって感染するため、近距離での会話や混雑した場所で感染するリスクが高まります。主な症状は、喉の痛み、発熱、扁桃に付く白い膜、首の腫れなどです。ワクチン接種に加え、手洗いやうがい、手指の消毒、マスクの着用などを心がけましょう。
百日咳
長時間のフライトや空港での待ち時間、換気の悪い室内での滞在時には感染リスクが高まります。百日咳は飛沫やエアロゾルによって感染し、換気の悪い空間では特に感染リスクが高まります。激しい咳が数週間続き、息苦しくなることもあり、夜間の睡眠が妨げられる場合もあります。ワクチン接種に加えて、手洗い、うがい、手指消毒、マスクの着用を徹底し、日頃から体調管理に気を配りましょう。
集団生活・飛沫感染
髄膜炎菌性髄膜炎(細菌性)
ケニアでは乾季にあたる12月から6月にかけて髄膜炎菌性髄膜炎の流行リスクがあり、特にミゴリ郡では注意が必要です。髄膜炎菌は、咳やくしゃみなどの飛沫を介して人から人へ感染します。感染すると突然の高熱、激しい頭痛、嘔吐といった症状が現れ、急速に意識障害や敗血症に進行することがあります。致死率は20%程度と高く、難聴、麻痺などの神経症状が残ることがあります。寮生活や集団生活をする人、流行地域へ渡航する人は、ワクチン接種を推奨します。

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渡航前ワクチンはトラベルクリニック東京
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