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タイ渡航時に推奨されるワクチン

Vaccine recommendation

疾患名対象接種回数と期間1回あたりの価格
狂犬病全ての渡航者2回(1週間)27,500円
A型肝炎全ての渡航者1回15,400円
腸チフス全ての渡航者1回14,300円
B型肝炎全ての渡航者3回(3週間)13,200円
破傷風・ジフテリア・百日咳全ての渡航者1回9,900円
日本脳炎全ての渡航者1回14300円
チクングニア6ヶ月以上の長期滞在者1回77,000円

上記は一例です。 患者様の状況や年齢に応じて変化する可能性があります。
また、上記ワクチンは全て同日に接種可能でございます。

タイで流行している感染症の概要

Disease Outbreaks

食べ物・水でうつる感染症

「高級ホテルや高級レストランしか行かないから大丈夫」「市街地だけの滞在だから安心」という思い込みは危険です。例えば、A型肝炎はごく少量のウイルスでも感染が成立するため、食材の仕入れ・輸送・下処理の段階で混入する可能性は否定できません。

A型肝炎

バンコクの屋台街やダムヌン・サドゥアク水上マーケット、チェンマイのナイトバザールなど、タイ全土で人気のグルメスポットを訪れる際にも注意が必要です。A型肝炎は、汚染された水や氷、生野菜、カットフルーツなどを口にすることで感染します。発症すると、発熱、吐き気、食欲不振といった症状に続き、黄疸が出ることがあります。また、数週間にわたって強い倦怠感が続くこともあります。渡航前にワクチン接種を検討し、現地では加熱調理された料理を選ぶ、氷入りの飲み物を避けるなどの対策を心がけましょう。

腸チフス

メークロン市場での食べ歩きや、アユタヤ観光後のローカルレストランでの食事など、地元の味を楽しむ機会が多いタイでは腸チフスへの注意が欠かせません。チフスは汚染された水や食品から感染します。特に氷、十分に洗浄されていない生野菜、加熱が不十分な料理には注意が必要です。高熱、頭痛、腹痛、便秘や下痢などの症状が続き、完全な回復には、数週間から数カ月を要します。渡航前のワクチン接種を強くお勧めするとともに、現地ではペットボトルの水を選び、しっかりと火が通った料理を食べるようにしましょう。

血液・体液でうつる感染症

B型肝炎

タイではバンコク市内でのタクシー移動やプーケットでのレンタルバイク利用など、交通事故のリスクが常に伴います。万が一事故に遭った場合、現地の医療機関で縫合や注射などの処置を受ける可能性があり、その際に血液を介して感染するおそれがあります。また、タトゥーやピアスの施術、現地の人との交流を通じて感染することもあります。自覚症状がないことも多いですが、慢性肝炎に至ると肝硬変、さらには肝がんへと進行する可能性がある、決して軽視できない疾患です。医療従事者や長期滞在者だけでなく、アクティブな旅行を計画している方もワクチン接種を検討してください。

蚊が媒介する感染症(都市部でも刺されます)

日本脳炎

チェンマイ渓谷でのエレファントキャンプ体験や首長族の村の訪問、プーケットなど南部の海岸リゾートに滞在する方は、日本脳炎のリスクに注意が必要です。日本脳炎ウイルスは水田や湿地帯に生息する蚊が媒介し、特に夕方から夜間にかけて活動が活発になります。日本脳炎は突然の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、意識障害や麻痺等の神経系の障害を引き起こします。後遺症を残すことや死に至ることもあります。農村部や郊外に滞在する予定がある方は、渡航前のワクチン接種を検討するとともに、長袖・長ズボンの着用や虫よけ剤の使用を徹底しましょう。

チクングニア

バンコク市内のワット・パクナムやワット・ポーといった人気寺院の観光中、プーケットのビーチリゾート滞在中など、都市部であっても日中に蚊に刺される可能性があります。チクングニアを媒介する蚊は早朝、夕方、夜に活動が活発になりますが、日中も刺すことがあるため油断は禁物です。発症すると発熱、関節炎、発疹がみられます。全身の強い関節の痛みが特徴的で、年単位で続いて歩行に支障をきたすこともあります。6か月以上の長期滞在を予定している方はワクチン接種を検討し、虫よけ剤の使用や肌の露出を控えるなどの対策を心がけてください。

動物曝露と狂犬病

狂犬病

アユタヤ遺跡で野良犬に遭遇したり、チェンマイのエレファントキャンプで動物と触れ合ったり、バンコクの寺院でサルに出くわしたりする機会は少なくありません。タイ全土、特に東北部、中部、南部では犬からの感染リスクが高いとされています。犬などの動物に噛まれたり、ひっかかれたり、傷口をなめられたりするだけで感染するおそれがあるため、動物との距離を保つことが非常に重要です。発症すると、恐水症、けいれん、意識障害といった症状が現れ、死に至る確率が極めて高い病気です。万が一動物に噛まれた場合は、すぐに傷口を洗浄し、ワクチンと免疫グロブリンを接種する必要がありますが、現地での手配は簡単ではないこともあります。渡航前にワクチンを接種しておくとともに、むやみに動物に手を出さないなどといった基本的な行動を徹底しましょう。

外傷と破傷風・ジフテリア・百日咳

これら3つの感染症はTdapワクチン1回の接種で同時に予防できます。最後の接種から10年以上経過している方は追加接種を受けることを強くお勧めします。

破傷風

アユタヤの遺跡群を散策中に石段でつまずいたり、チェンマイ郊外のトレッキングで枝や岩にぶつかったり、カンチャナブリのクウェー川鉄橋付近で金属片に触れたりする可能性があります。破傷風菌は土の中に生息し、金属片や木のトゲによる刺し傷、転倒によるすり傷などから体内に侵入します。感染後、数日から数週間で開口障害、けいれんなどの症状が出現し、治療しない場合死に至る可能性もあります。ご自身のワクチン接種歴を確認し、長ズボンや歩きやすい靴を着用する、けがをしたらすぐに傷口を洗浄・消毒するといった基本的な対策を心がけましょう。

ジフテリア

バンコクのスワンナプーム空港やドンムアン空港の混雑したターミナル、BTSやMRTといった公共交通機関、ワット・ポーなど人気寺院の行列など、人が密集する場所では注意が必要です。ジフテリアは咳やくしゃみなどの飛沫によって感染するため、近距離での会話や混雑した場所で感染するリスクが高まります。主な症状は、喉の痛み、発熱、扁桃に付く白い膜、首の腫れなどです。ワクチン接種に加え、手洗いやうがい、手指の消毒、マスクの着用などを心がけましょう。

百日咳

バンコクからチェンマイへの国内線フライトや、長距離バスでの移動、エアコンの効いた観光バスの中など、換気が十分でない密閉空間で長時間過ごす機会は旅行中に多くあります。百日咳は飛沫やエアロゾルによって感染し、換気の悪い空間では特に感染リスクが高まります。激しい咳が数週間続き、息苦しくなることもあり、夜間の睡眠が妨げられる場合もあります。ワクチン接種に加えて、手洗い、うがい、手指消毒、マスクの着用を徹底し、日頃から体調管理に気を配りましょう。

集団生活・飛沫感染

麻疹(はしか

語学学校・寮生活・職場など密な環境では麻疹(はしか)やインフルエンザが広がりやすく、出発2週間以上前までのMMR接種完了が推奨。スワンナプーム空港、ドンムアン空港、BTSサイアム駅など、日本人が必ず通る場所で感染リスクがあります。特に週末のチャトゥチャック市場、サイアムの商業施設、カオサン通りなどの混雑地は要注意。2000年4月2日以前に生まれた人は、幼少期の麻疹ワクチンの接種が1回足りない世代なので、出発前に接種回数を確認してください。

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渡航前ワクチンはトラベルクリニック東京

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