ペルー渡航に関する医療概要.

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ペルー渡航時に推奨されるワクチン

Vaccine recommendation

推奨ワクチン対象接種回数と接種に必要な期間1回あたりの価格
A型肝炎全ての渡航者1回15,400円
腸チフス全ての渡航者1回14,300円
狂犬病全ての渡航者2回(1週間)27,500円
破傷風・ジフテリア・百日咳
(T-dap)
全ての渡航者1回9,900円
B型肝炎全ての渡航者3回(3週間)13,200円
チクングニア6ヶ月以上の長期滞在者1回77,000円

上記は一例です。 患者様のご要望に応じてワクチンをご案内いたします。
また、上記ワクチンは全て同日に接種可能でございます。

ペルーで流行している感染症の概要

Disease Outbreaks

食べ物・水でうつる感染症

「高級ホテルや高級レストランしか行かないから大丈夫」「市街地だけの滞在だから安心」という思い込みは危険です。例えば、A型肝炎はごく少量のウイルスでも感染が成立するため、食材の仕入れ・輸送・下処理の段階で混入する可能性は否定できません。

A型肝炎

マチュピチュ遺跡やクスコの歴史地区を訪れる際はもちろん、リマ市内のレストランや屋台、ローカルマーケットでの食事でも注意が必要です。A型肝炎は、汚染された水や氷、生野菜、カットフルーツなどを口にすることで感染します。発症すると、発熱、吐き気、食欲不振といった症状に続き、黄疸が出ることがあります。また、数週間にわたって強い倦怠感が続くこともあります。渡航前にワクチンを接種しておくことで、安心して現地の食文化を楽しむことができます。

腸チフス

ペルー全土でリスクがあり、クスコのアルマス広場周辺やナスカの地上絵観光の拠点となる町での食事でも感染の可能性があります。チフスは汚染された水や食品から感染します。特に氷、十分に洗浄されていない生野菜、加熱が不十分な料理には注意が必要です。高熱、頭痛、腹痛、便秘や下痢などの症状が続き、完全な回復には、数週間から数カ月を要します。特に地元の食堂やストリートフードを楽しむ予定がある方は、渡航前のワクチン接種をお勧めします。

血液・体液でうつる感染症

B型肝炎

ペルーではアマゾン地域、特にロレト県やマドレ・デ・ディオス県、そしてクスコ県やフニン県の低地ジャングル地帯でB型肝炎のリスクが高くなっています。しかし、リスクはこれらの地域に限りません。ペルーでは配車アプリやレンタカーを利用する機会も多く、交通事故に遭った場合には救急処置として縫合や注射が必要になることがあります。また、現地の人との交流の中で感染するリスクも否定できません。自覚症状がないことも多いですが、慢性肝炎に至ると肝硬変、さらには肝がんへと進行する可能性がある、決して軽視できない疾患です。渡航前にワクチン接種を完了しておくことで、万が一の事態にも備えることができます。

蚊が媒介する感染症(都市部でも刺されます)

チクングニア

首都リマやピスコ、パラカスなど標高2,300メートル以下の地域では、チクングニア熱のリスクがあります。この病気を媒介する蚊は日中も活発に活動するため、都市部の観光中や屋外レストランでの食事中にも刺される可能性があります。発症すると発熱、関節炎、発疹がみられます。全身の強い関節の痛みが特徴的で、年単位で続いて歩行に支障をきたすこともあります。長袖・長ズボンの着用や虫よけ剤の使用など、日中も含めた防蚊対策を徹底することが大切です。長期滞在を予定している方は、ワクチン接種についても医師に相談してください。

動物曝露と狂犬病

狂犬病

クスコ市内やサクサイワマン遺跡周辺では野良犬が多く見られ、マチュピチュ村やウルバンバ渓谷でも動物との接触機会があります。また、アマゾンジャングル地帯ではコウモリからの感染リスクも存在します。犬などの動物に噛まれたり、ひっかかれたり、傷口をなめられたりするだけで感染するおそれがあるため、動物との距離を保つことが非常に重要です。発症すると、恐水症、けいれん、意識障害といった症状が現れ、死に至る確率が極めて高い病気です。万が一動物に噛まれた場合は、すぐに傷口を洗浄し、ワクチンと免疫グロブリンを接種する必要がありますが、現地での手配は簡単ではないこともあります。渡航前にワクチンを接種しておくとともに、むやみに動物に手を出さないなどといった基本的な行動を徹底しましょう。

外傷と破傷風・ジフテリア・百日咳

これら3つの感染症はTdapワクチン1回の接種で同時に予防できます。最後の接種から10年以上経過している方は追加接種を受けることを強くお勧めします。

破傷風

マチュピチュ遺跡やサクサイワマン遺跡では石段や不整地を歩くことが多く、オリャンタイタンボの遺跡観光やウルバンバ渓谷でのトレッキングでも転倒のリスクがあります。破傷風菌は土の中に生息し、金属片や木のトゲによる刺し傷、転倒によるすり傷などから体内に侵入します。感染後、数日から数週間で開口障害、けいれんなどの症状が出現し、治療しない場合死に至る可能性もあります。ご自身のワクチン接種歴を確認し、長ズボンや歩きやすい靴を着用する、けがをしたらすぐに傷口を洗浄・消毒するといった基本的な対策を心がけましょう。

ジフテリア

リマのホルヘ・チャベス国際空港や長距離バスターミナル、クスコ市内の混雑したアルマス広場周辺など、人が密集する場所では感染リスクが高まります。ジフテリアは咳やくしゃみなどの飛沫によって感染するため、近距離での会話や混雑した場所で感染するリスクが高まります。主な症状は、喉の痛み、発熱、扁桃に付く白い膜、首の腫れなどです。ワクチン接種に加え、手洗いやうがい、手指の消毒、マスクの着用などを心がけましょう。

百日咳

マチュピチュへ向かうペルーレイルの車内や、リマからクスコへのフライト中など、換気が限られる空間では百日咳の感染リスクが高まります。百日咳は飛沫やエアロゾルによって感染し、換気の悪い空間では特に感染リスクが高まります。激しい咳が数週間続き、息苦しくなることもあり、夜間の睡眠が妨げられる場合もあります。ワクチン接種に加えて、手洗い、うがい、手指消毒、マスクの着用を徹底し、日頃から体調管理に気を配りましょう。

当日予約&即日接種OK!

渡航前ワクチンはトラベルクリニック東京

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